今年度よりメンタルビジョントレーニングが必修科目となっている、八王子高校アスリート科で講師をさせていただいています。
部活動以外でもスポーツのパフォーマンスを高めるための時間が用意されている素晴らしい環境の中で、少しでも選手の皆さんのパフォーマンスアップに貢献できるよう、講師として頑張らなければいけないと身が引き締まる想いです。
第3回授業は眼球運動・立体視がテーマ
第3回目の授業では、眼球運動トレーニングに加え、立体視を強化するトレーニングを行いました。
立体視とは
物事を立体的に捉えたり
距離感や空間を把握する能力だったり
イメージ力だったりと
まさにスポーツに直結する能力です。
前半は講義形式、後半は体育館に移動し実際のトレーニングを行います。
実際のトレーニングでは、カードやボール、縄跳びなどを使いながら、ゲーム性を持たせ楽しいと感じるトレーニングメニューを行います。
この『楽しいと感じるトレーニングメニュー』というところがポイントで
思わずやりたくなってしまう
楽しいから継続できる
そんなメニューをお伝えし、日々少しずつ継続していただくことがパフォーマンスアップに繋がります。
トレーニング中は生徒の皆さんも前のめりに、しかも自分たちで更なる負荷を加えたり工夫しながら、楽しそうにトレーニングに取り組んでくれていました。
チャレンジする
↓
成功する
↓
もう少し難しくしてみたくなる
↓
難しいことにチャレンジするって楽しい
↓
難しくしたことができる
↓
嬉しい、もっとチャレンジしたい
このサイクルが回ることがパフォーマンスアップのポイント。
スポーツも勉強も、『やらされるのではなく自分からやりたくなる』関わりをすることが、指導者や講師に求められる能力です。
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後から聞いたことですが、トレーニング現場に居合わせた担任の先生が
「あの方は普段、何をされているの?」
「説明の工程、順序だてた話し方、分かりやすい指示の出し方、いやあ~、すばらしいなぁと感心したもんでね!!」
と仰っていたと、とても嬉しい感想を頂いていたと知り、自分自身もモチベーションがさらに高まりました!